2015/10/19

秋桜

薄紅の花のたゆたう秋の日に
君想うばかりに 涙あふれて

叶うこと無き わが恋は
か細く揺れる茎の先
ほころびもせず散りもせず

胸に秘めたる言の葉の
真白き蕾はそのままに
サヨナラの隣で時を数う

゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚


淡いピンク色の秋桜の群生の中に
ぽつり揺れる白い花を見つけました。



2015/10/07

夜空に新月を探す ~140の言の葉で~

確かにそこにあるはずなのに
見えないものがある

まるで
夜空に浮かぶ新月を探すみたいに・・・

でも明日になればきっと
陽の光に照らされて
か細くとも確かな姿が見つけられるはず

だから諦めないで うつむかないで
今日も上を向いてゆこう















゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚

月の無い暗い夜だからこそ
逆に星明かりが際立って見えるものです。
悩みの中、いつも側で支えてくれる
さり気ない優しさみたいに。



言葉のカケラ達が胸の中にたくさんあるのに
形になるのを怖がっています。
こんな時もあります・・・。

2015/09/23

レイトショー

退屈な映画のエンドロールが
音も立てずに ただ流れてる
人影もまばらなレイトショーは
独りぼっちの影を映すだけ

まるで初めての恋のように
苦しくて切なくて泣きそうになるよ
送りそびれたメールだけが
本当のココロを叫んでる

どこにいてもキミを想うよ
何度も何度もキミの名を呼ぶよ
いつもいつでもキミを感じてるよ
ずっとずっとキミが好きだよ


キミと初めて出会った頃は
好きな映画の話題ばかり
時の経つのも忘れるくらい
夢中で話して終電逃して

まるで小さな子供のように
無い物ねだり 格好悪いよね
ずっと友達でよかったのに
特別じゃなくてよかったのに


独りで歩く帰り道
交差点 赤い点滅に足を止める
踏み出す勇気も無いくせに
止められない 溢れるこの気持ち

どこにいてもキミを想うよ
何度も何度もキミの名を呼ぶよ
いつもいつでもキミを感じてるよ
ずっとずっとキミが好きだよ















。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚


シルバーウィークも最終日。
遠出するでもなく、
それでもまぁ充実した休日を過ごしています。


そう言えば最近、映画観てないなぁ~
昔は月に一本は必ず観てたんだけど
DVDやらCS放送やら、手軽に手に入るようになって
すっかり映画館から足が遠のいてしまいました。
久しぶりに行ってみようかなぁ~


2015/09/17

ナナカマドの恋

キミを想うと泣きそうになる
キミに会いたくて駆け出しそうになる

ナナカマドの赤い実が
見上げた秋の空に少しだけ揺れて

行き場を無くした弱虫なココロがひとつ
小さな雫に変わってこぼれ落ちた














*゜*・。.。・*゜*・。.。・*゜*・。.。・*゜*・。.。

今週の初め、北海道に行ってきました。
街路樹のナナカマドが真っ赤に実って
秋晴れの空に映えてとても綺麗でした。

赤い実のイメージが強いナナカマドですが
夏になると
真っ白でふわふわした花を咲かせます。

またナナカマドには
「あなたの無事を見守っています」という
花言葉があるそうです。
雪多い街を走る車や行き交う人々の無事を
今日も見守ってくれているのでしょうか。

2015/09/02

Happy Birthday

午前0時
時計の針が一つに重なったら
一番に届けよう
ありったけの「おめでとう」をキミだけに

Happy Birthday to You
特別なこの日を
キミと迎えられて良かった

キミが生まれてきた奇跡に
こうして キミと出逢えた奇跡に
ココロから・・・ありがとう






2015/08/31

Standing Ovation ~DOOR~

力強く開け放った扉から
眩い光と うねりにも似た感情が
いっせいに溢れ出す

最後の音を待たずに
湧き上がる歓声と拍手 そして涙

とどまることを知らない九千の歓喜の波が
何度も何度も繰り返し打ち寄せ
深く頭を垂れた二人に惜しみなく降り注ぐ

2015年8月27日 
「奇跡」は紛れも無く その瞬間に生まれた



゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚

コブクロの2015ライブツアー「奇跡」が
8月27日
名古屋のガイシホールでファイナルを迎えました。
笑いと涙と、何よりも深い感動・・・・
いや、実際には感動などという安っぽい言葉は
使いたくないのですが・・・

彼らが「今しか歌えない歌」「今聴いてほしい歌」を
惜しみなく集め、全てのピースが美しく噛み合った
最高のライブでした。

あんな奇跡のようなスタンディングオベーションに
立ち会えたこと、本当に幸せに思います。
コブクロ最幸!!!

2015/08/15

8月15日~70年目の語り部



1945719日 2324
福井市上空に127機のB29戦闘機が来襲。

856トンもの焼夷弾が投下された。
81
分間にも及ぶ攻撃で、

市街地のおよそ8割は壊滅。

死者の数は1500名を超えた。

そのとき母は7歳。
4歳の弟の小さな手をとり、

逃げ惑う人の波に押され、もまれながら

ただひたすら火の海の中を走った。

どこをどれくらい走ったのか・・・・
気付くと両親や乳飲み子の妹ともはぐれ

真っ暗な田んぼの真ん中で震えながら

弟と二人うずくまっていた。
むせ返る暑さに恐る恐る外した防空頭巾が
所どころ焼け焦げ
降り注いだ炎の激しさを物語る。
ふと 見上げた空が
一面オレンジ色に染まり、

たくさんの火の粉が舞い上がるその光景が、

なぜかとても綺麗で、

ただ黙って いつまでも見ていたという。

「焼け出され」と
蔑まれながら暮らした疎開先で

母は日本の敗北を知る。

1945
815日のことである。

戦火をくぐり抜け
戦後の貧困と激動を生き抜いた
その後の母の人生がどんなものであったか、
今の母の顔、母の手を見れば

その道程が決して容易でなかったことは

私にも想像がつく。


そんな苦労を笑って話す彼女は
話の最後にいつも必ずこう付け加えるのだ。

「だけど戦争はいかんよ。あれは地獄や」
「人間が人間やなくなる。本当の地獄や」

そして・・・
2015
815日の今日

里帰りの子や孫のため
楽しげに料理の腕を振るう母の背中は
いつの間にかこんなに小さく見える。
戦後70年
歴史の語り部はこうして確実に老いてゆくのだ。


正午
少し開いた窓から青空が高く伸び
鳴り響くサイレンに
そこにいる誰もが ふと手を止めた。





2015/08/12

風の結び目 ~520の命に捧ぐ~


小さな瞳を輝かせ
広がる雲のじゅうたんの上
心躍らせ はしゃいだ命

愛する人の写真を何度も眺めながら
はにかみ 微笑んだ命

もうすぐ帰ると約束した
妻と子と老いた父母
守り 見つめた命

あの日 何の前触れさえも無く
空に消えた520の尊き命たち

去りゆく哀しみと 残される苦しみと
背負った後悔と いまだ癒えぬ心の傷と

御巣鷹の風よ どうか結んでほしい
たとえ今この瞬間だけでも
離れ離れになった心を身体を
愛しい人の温もりを
もう一度この手に感じさせてほしい

あの日と同じように山肌を夕陽が照らし
やがて夕闇と一つに溶け合う頃
鎮魂の鐘の音が 静かに響き渡る













*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・゜゜・ 

日航機墜落から三十年。
どうしても今日中に何か残しておきたかった。

犠牲となった520名の御冥福を
心からお祈りするとともに
ご遺族の方の心に少しでも
安らぎの明かりが灯りますように・・・・・




2015/08/06

オレンジの瞬間(とき)


夕暮れのバスターミナル
ガードレールに並んで腰かけて
スマホを見るフリ うつむいた二人 
ずっと言葉を探してた

離れている時は
あなたに伝えたい事
あんなにたくさんあったのに
臆病だね 本当の気持ち
何一つ言葉にできない

「ねぇ 今度は いつ会える?」
そんなこと聞いたら
きっとまた あなたを困らせるね

あなたの横顔越し
オレンジに染まる街が
哀しいくらいにキレイね
今 この瞬間(とき)が
二人の永遠になればいいのに

不意にあなたの口唇が
何か言おうとした瞬間
発車を知らせるベルが重なって
苦笑い 大きなあなたの手が
私の頭をそっと撫でた

 「それじゃぁね」って手を振って
あなたを乗せたバスの
テールランプが小さく滲んでく

泣かない約束を
こんなに早く破った私の手の中で
小さく震えたLINEの音
届いたあなたからのメッセージ

「もう 君に会いたいよ」













*゜*・。.。・*゜*・。.。・*゜*・。.。・*゜*・。.。

ひとつ前に書いた「オレンジの羽根」の
アンサーソング的な?感じで書いてみました。

少し前は詩の中に「スマホ」とか「LINE」なんて
ワードは出てこなかったよね。
響きとか字面とか、ちょっと慣れない感も否めませんが
実際、生活の中にごく普通に溶け込んでるツールだから
敢えて使わないのもかえって不自然な気もしています。

逆に「電話のダイヤル」とか「レコード」とか
時代と共に使わなくなる言葉も増えていくのかな~。

2015/08/02

オレンジの羽根

毎朝  君の街の天気予報を
気にしてる僕が
今日はうっかり傘を忘れて
突然襲った夕立に
おろしたての靴もびしょ濡れ
それでも君が濡れなかったのなら
良かったよなんて
LINEを送って気付いた
自分でも可笑しいくらいに
僕の世界が
君を真ん中に回り始めてる

泣き虫なくせに強がりな君は
どんな時も
「さみしい」なんて口にはしなくて
そんな君が昨夜  電話の向こう
「遠いね」って一言
泣いてるように思えたのは
僕の気のせいじゃないよね?

雨上がり  夕暮れの空に
オレンジの雲が小さな羽根をつくる
君も今頃  何処かで
この空 を見上げているのかな

閉じた傘の花
足早に過ぎる人の波が
ふと立ち止まり「遠いよね」と呟やき返した
弱気な僕の声を連れ去っていく

春も夏も秋も冬も
雨の日も 星の夜も
本当はいつも君のそばにいて
分け合いたい気持ちがたくさんあるんだ

週末  君の街は雨予報
今度は傘を忘れないようにしなくちゃね
決めたんだ  朝イチのバス
君に逢いに行くよ


2015/07/26

警鐘 ~140の言の葉で~


戦争をしたがっている奴等がいる
戦争を準備している奴等がいる
戦争で儲かる奴等がいる

何も知らない僕等がいる
何も知らされない僕等がいる
何も知ろうとしない僕等がいる

思考を停止させるな

平和を脅かすのは
何も核兵器だけではない
多くの傍観者達が戦争をつくるのだ















✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚

いい大人がガン首を揃えて
かたや数にモノを言わせてゴリ押し
かたやプラカードを片手に泣き落とし・・・・・

この国は本当に大丈夫なの?

もうみんな気付いているよね?

2015/07/24

Regret


もしも  
過去行きの切符(チケット)があるなら
君との想い出と引き換えに
君に出逢う前の あの頃に戻りたい

一駅ごとに 君を忘れて
一駅ごとに この涙を置いてゆこう

こんな気持ちに
気付かなければよかった



.。・゜・。..。・゜・。..。・゜・。..。・゜・。.. .。・゜・。..。

このタイトル、コブファミさんでわかる人は
ちょっと「クスっ」って笑っちゃう感じ?
前から使って見たかったんだよね~実は(笑)

7月は、なんかいっぱい書いてしまいました。
この反動がいつ来るのか・・・?来ないのか?

2015/07/22

トモダチ ~140の言の葉で~


君に伝えたら
全てが終わってしまう想いがある

他愛の無いLINEのやり取りも
あの日 二人で見た夕焼けも
ふざけて繋いだ大きな手も
君の その笑顔も

失いたくないものと引き換えに
飲み込んだ想いの棘が
胸の奥に何度も突き刺さる

どうして出逢ってしまったのだろう















*゜*・。.。・*゜*・。.。・*゜*・。.。・*゜*・

ちょっと久しぶりの140の言の葉でした。
不思議なもので、すでに書き始める時点で
この気持ちは140文字くらいになりそうだなぁ
と感じつつキーボードに指を置きます。
ほぼほぼ誤差無く書きあがるものです。


「暑いですね」がまるで挨拶のように
会う人毎に同じセリフを言いながら
互いに汗を拭います。

やっぱり暑いのは苦手です・・・

2015/07/15

最後のノック


照りつける日差しに
何度も汗を拭いながら
手のひら越し 見上げた空は
まるで全てを
呑み込んでしまいそうなくらい
果てしなく 青く深く
泣き出しそうな僕の心を吸い込んでいく

憧れの舞台へのプレミアムチケット
あの日 最後まで呼ばれなかった名前

一生懸命やったから悔いは無いなんて
仮にも笑えないほどに
僕にとってそれは青春の全てだった

最後のノック 涙で滲んだ白球が
グローブをかすめて
三塁ベースラインの上で
ゆっくりと止まった

こぼれる涙を拭うこともせず
一人マウンドに立ち
見回す仲間達の真っ黒に焼けた顔
いつの日も いつの時も
僕はけして独りでは無かったと
今更ながら思い知る

震える拳を握りしめて
僕は声の限りに叫んだ
「ありがとう」と

鳴り響くサイレン 灼熱のアルプス
僕の最後の夏が 今、始まる















。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*

いよいよ始まった
全国高校野球選手権大会の地方大会。
夢の甲子園を目指して
各地で熱戦が繰り広げられています。
出場3906校のうち
その土を踏めるのはわずか49校。
その中でもまた
激しいレギュラー争いがあり
しかもチャンスは高校在学中の三年間のみ。
涙を呑む球児たちが圧倒的に多いんですよね。

今年も泣くよなぁ・・・私。

2015/07/10

Resolution


誰かの不幸を「ものさし」にしない

誰かより いくらかマシな人生ではなく
たとえ誰かに笑われても
自分らしく 自分の精一杯を生きたい















*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚

私は弱いから
時々こんな風に自分で「喝」と入れないと
ヘコタレそうになります。

今日も頑張ろう!

2015/07/07

片恋 ~七夕の夜に~


薄花桜の短冊に
「会いたい」 と一言だけ
か細い笹の先に結びつけた

叶わないとわかっていても
願わずにいられない

今日という日など 無ければいいのに
















☆彡:・;.*:・。゚゚・:゚*:。゚.:*。゚.:゚。・*。・゜.。☆彡 

今日は七夕
あいにくの空模様で
私の街では天の川は見られないかも。

私も一枚だけ短冊を書きました。

「痩せろ!」

頑張ります(笑)

2015/07/05

My pace

真っ直ぐに伸びた未来への階段を
軽やかに二段とびで駆け上がるアイツを横目に
おっかなびっくり 手すりに掴まりながら
ぐるぐると長い螺旋階段を登る僕

何度も同じような風景に出くわす度に
また逆戻りした気がして
どうしようも無く凹む日もあるけれど

立ち止まり振り返るその場所に
確かに刻んだ僕の小さな足跡
疲れ果てうずくまったその場所に
気付けば芽吹いた僕の小さな希望

ゆっくりで良いんだ
時には悩み立ち止まっても
僕が僕を諦めない限り
未来は逃げてなど行かないんだ

そうして僕は今日も
おっかなびっくりだけど
昨日より少しだけ軽やかに
この階段を登るんだ


Photo by : youe















。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+: 
つまずく事も無く
真っ直ぐに未来に向かっていければ
それに越した事は無いのかもしれないけど
たとえ つまずいて立ち止まっても
自分らしく自分のペースで
ゆっくりと前に進めれば
良いんじゃ無いかな〜
だからこそ見えるものも気付くものも
きっとあると思うよ    
この四葉のクローバーみたいにね

2015/07/02

君色パステル ~大切な君へ~


使い慣れたペンを
クルリと指先で回しながら
ため息つく君の横顔
今度はどんな風景を思い描いてるのかな

君の描き出す その世界は
とてもとても色鮮やかで
優しさと愛にあふれてる

だけどそれはきっと 君が誰よりも
痛みと孤独を知っているからなんだ

君色のパステルで
真っ白な未来に虹を描こう
曲がりくねった道の先に
青空とお日様を書き足そう

ようやく書き上げたキャンバスを前に
何度も首をかしげながら
また小さくため息をついて
自信なげにうつむく君だけど

どんな時も君はそのままの君でいて
いつだって君はかけがえの無い君なんだ















*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*

鼻歌と同時に言葉が生まれてきました(笑)
こんなこともあるもんです。

2015/06/29

昇音 ~SYOUON~

つま弾くギターの優しい音色にのせて
君の歌声が静寂の水面に円を描く
一つ そしてまた一つ
幾重にも重なり合う音の輪が
静かに でも確かに
その場所を支配する

やがて暗闇の中
一粒の小さな光が
ゆるやかに天上を目指す

あれは 命
あれは 心
あれは 希望
あれは 奇跡

鳴りやまない拍手の渦の中
君は少し微笑んで
ふっと 天を仰いだ















゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・

コブクロのツアーも残すところ10公演。
この詩は、ある曲の一シーンを描いたものです。

今ツアーはライティングもとても凝っていて
今までにない新しい試みがいっぱいです。
特にこの曲の演出は涙無しではいられません。

来月の京セラドーム二日間と
名古屋のセミファイナル・ファイナルに参加する私ですが
楽しみ半分、ツアーが終わってしまう淋しさの狭間で
心揺れる日々を過ごしています。

2015/06/26

Name Poem ~山田有紀~


わらかな貴女の声を
ちわびる平日の黄昏時

れもがふと その声に耳を心を傾け
っくりと今日の“私”を労う
っと明日も 素敵な一日になる

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.

山田有紀さんは地元のラジオ、FM福井のパーソナリティ。
現在、月曜~木曜の夕方17時45分から
Smooth」という番組を担当されています。
ラジオから聞こえる落ち着いた温かみのある彼女の声は、
どんなにささくれ立った心も一瞬にしてまぁるくしてくれる
魔法の声です。

頭の中は95%が番組と音楽のこと。
自称“ラジオ馬鹿”というだけあって、
毎日の放送の合間を縫って
様々なライブやイベントに参加するなど
とても精力的に活動されています。
ちなみに残り5%は食べ物のことだそうです(笑)

実は、私と彼女には大きな共通点がありまして・・・(笑)
勝手に不思議な「縁」を感じています。
リクエストしたコブクロの曲もよくかけてくださいますよ。

今日はそんな彼女のBIRTHDAY。
いつも癒しと元気を届けてくれる彼女に
ささやかですが拙い名前詩を贈ります。
ユキさん、お誕生日おめでとうございます♪
ユキさんの下にたくさんの奇跡が起こりますように・・・





向い風


諦めるための言い訳はいらない
諦めない強さがほしい


PHOTO By:小渕健太郎氏

2015/06/16

雨の葉音

たとえばあの日のさよならが
永遠だと知っていたとしても
それでも私は強がって
きっと笑って手を振っただろう

器用に生きられない私を
いつも子ども扱いして笑うくせに
ホントは自分が一番不器用で・・・
そんな君を
神様はあの朝 突然に選んだ

淋しがり屋で その上 涙もろい君は
決まってこの日に雨を降らすんだね

雨粒が絶え間なく緑の葉にこぼれ落ちて
不規則なリズムを刻む
読みもしない本の頁を揺らしながら
静かに 静かに
君の事を想ってる

今日は少しだけ 泣いてもいいよね
















.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・


降り続いた雨も
いつの間にか上がって
美しい夕焼けを描き始めました

「いつまでも泣いてんじゃねぇよ」
そんな彼の声が聞こえてきそうです

2015/06/05

空になったHero ~ Popeye へ ~

今年もまた
この季節が巡ってくる

微かな雨の匂いで目覚めると
胸の奥に閉じ込めた痛みが
思いがけず頭をもたげてくる

キミの笑顔を思い出しても
泣かない日が少しずつ増えて
キミの声を思い出しては
優しく笑えるようにもなった

けれどゴメンね
今年もその場所には行けそうにないよ
小さな石に刻まれたキミの名前を見たら
弱虫な私は
きっとまた光を見失ってしまうから

もっと甘えておけば良かった
もっと喧嘩もすれば良かった
小さな後悔が再び弱い心を支配しそうで
慌てて身体を起し かぶりを振った


言わずと知れた
あのHeroと同じ名前のキミは
今でも私のHeroで
苦手なトマトが食べられるようになったのも
暗闇が怖くなくなったのも
全部キミのお蔭だと言ったら
キミは驚いて笑うのかな

いつの間にか あがった雨が
窓ガラスに一筋の光の帯を描いて
今日もまた新しい一日が始まる

ガラス越し 雲の切れ間から覗く青空に
一度だけそっと
私のHeroの名を呼んだ


Photo by 小渕健太郎氏













*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚

2006年の6月16日
不慮の事故でこの世を去った私のヒーローは
こんな弱虫な私を
「しょうがない奴だなぁ」と優しく笑って
今日も空の上から
見守ってくれているのでしょうか・・・

2015/05/10

カーネーション ~母の日によせて~

カーネーションはありがとうの色
あの日素直に言えなかった
ごめんねの色

昨日電話で話したことも
すぐに忘れてしまう貴女が
私の昔の想い出話を
何度も何度も繰り返す

口もきかずにふてくされてた日も
産んでくれなくて よかったのにと
泣いて飛び出した夜でさえも
貴女のアルバムの中では
柔らかなセピアの1ページ

笑顔で話続ける貴女を遮って
どうしても伝えたい想いがあったのに
なぜか涙が溢れて言葉にならない
うつむく私の頭を優しく撫でながら
「馬鹿ね」と笑って
また想い出の中に戻っていく貴女

いつの日も どんな時でも
私はいつだって貴女の一部で
貴女の全てだった

カーネーションはありがとうの色
貴女の胸で咲き続ける
母という名の真っ赤な勲章















☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..

今日は母の日。
ちょっと照れくさいけれど
たとえ言葉足らずでも良いから
大切な人に
「ありがとう」の気持ちを伝えられたらいいね。

いくら気まぐれ詩人と言えど
ひと月以上も更新無しとは・・・・・(^◇^;

2015/03/24

キミオモフ ~黄昏の海に~


波打ち際に佇む君の後姿が
遠くの夕焼けに優しく溶けて

どうしてだろう
どこかとても懐かしくて
何故だか こんなにも切ない

いま君は
何を見て 何を想っていますか?

振り向いて私に気付いたら
そっと微笑んでくれるかな・・・

photo:吉田ナオキ氏




















*゜*・。.。・*゜*・。.。・*゜*・。.。・*゜*・。.。

先日のイベントがあまりに楽しすぎて
只今絶賛 「大ちゃんロス」中 (笑)

今は南の島でDVD撮影をしているようで
同行しているスタイリスト吉田ナオキさんの
インスタの写真を見て
またまた恋しくなってしまった・・・
(இдஇ; ) うるるる

2015/03/18

Name Poem ~黒田俊介~

たびれたモッズコート ボロボロの安全靴
じょうに響くブルースハープ
れも立ち止まってくれない そんな日も
しゅん夏秋冬 いつだって隣にアイツがいた
ベての奇跡は あの日あの場所から
して揺らぐ事のない 俺達のスタートライン


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪


今日はコブクロのおっきい方
黒田さん38回目のBIRTHDAY。


あんなナリをしていますが
とてもシャイで優しいココロの持ち主。
自分の事より相方の小渕くんの為に
思わず泣いてしまうような人です。


今日はどんな誕生日になるのでしょうか?
きっと照れて憎まれ口の一つも言いながら
ケーキのロウソクを吹き消すのでしょう。


素敵な一年になりますように・・・
おめでとう。


 
















2015/03/13

Name Poem ~小渕健太郎~

どうの高まりを合図に
つけ合う拳と拳
から強く鳴らすギターが
けんそうを掻き消していく
ましいの歌声が
じょうに響き渡るとき
たはまた 新たな奇跡を起こす

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚

今日は小渕君の38回目のBIRTHDAY。
こんなキュートな38歳いないよねw
家族と?仲間と?
この日をどんな風に過ごすのかな。

空の上でも仲良く並んだ笑顔が
きっとお祝いしてくれているでしょう。

この一年がぬくもりと奇跡に満ちた
素敵な年になりますように・・・
おめでとう❤


 



2015/03/11

3.11祈り そして・・・ ~140の言の葉で~

「またね」と言って別れた
「ごめんね」と言えずに別れた
笑ってた
はしゃいでた
歌ってた
さっきまでこの手で触れていた

忘れてしまいたい苦しみ
忘れたくない想い出
忘れ去られてゆく不安

今もなお 悲しみに震えるその肩に
私は何をしてこれただろう
これから何ができるだろう


 

















。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


あの震災から4年。
もう4年なのか まだ4年なのか・・・
着々と進むかのように見える復興の陰で
いまだ癒えない悲しみと
新たに生まれる苛立ちと怒り

今の私に何ができるでしょうか?
ただ「祈る」だけでなく
もっと確かな何か・・・・

2015/02/27

透徹の空に


あの頃と変わらないこの桜並木に
今年もまた花の季節が巡ってくる
一緒に見るはずのあなたを
こんな風に見送るなんて
思いもしなかったけれど

あなたの手の皺も 
少し小さくなった背中も全部
いつかこの日が来ることを
教えてくれていたのに
気付かない振りをして
当たり前の存在に甘えてばかりいた

言いそびれたごめんねも ありがとうも
まだこの胸の中で
行き場所を探しているんだ

この街を離れてから
いくつもの季節が過ぎたけれど
あなたが誇れるような存在に
僕は なれていたのかな

奇跡を信じて
今日からまた歌い始める僕が
迷わないように 逸れないように
あなたが愛したその人と
これからもずっと
遠い場所から見守っていてほしい

押しつぶされそうな寂しさに
ひとり見上げた空は
悲しいほど青く澄んで
もう少しだけ 泣いてもいいかな

真っ直ぐ伸びたあの飛行機雲が
ゆっくり空に溶けるまで
小渕君、ちゃんと泣けてるかな。
ちゃんと寝てちゃんと食べてるかな。
笑顔になるのは、もっとゆっくりでいいからね。

サヨナラの時に ~140の言の葉で~

君があの日
夜空にそっと呟いたのは
サヨウナラだったんだね

大切な人とのそれは
受け容れるにも乗り越えるにも
多分 たくさんの時間が必要で

ちっぽけな私には
慰める言葉さえ足りなくて・・・

けれど 躓き倒れそうな私に
いつか君がそうしてくれたように
少し離れた場所で今も
小さな焚き火を灯しているよ
いつでも ずっと・・・




















○o。..:*・・*:..。o○o。..:*・・*:..。o○o。..:*・・*:..。o○

小渕くんのお父様が19日 永眠されました。
その翌日のブログで
悲しいほどに優しく澄んだ詩を投稿した彼が、
どんな気持ちで
あの日の星空を見上げていたのかと思うと、
ココロが抉られる様な思いです。

何も出来ませんが
今はただご冥福をお祈りします。


今日はMステに生出演予定のコブクロ。
きっとお父様も、先に亡くなったお母様と一緒に
ふたりの演奏を見守ってくれる事でしょう。

2015/02/22

見上げる空に ~140の言の葉で~


あの時
不意に泣いてしまった訳は
自分でもよく判らなくて

優しくされるとココロ折れそうで
強がって笑ってみたけれど
上手に笑えていないよね

頑張りすぎなのかな
限界なのかな
でも まだやれるのかな

暮れ落ちるオレンジの空に
三日月と明るい星が滲んで見えるよ

明日も晴れるかな
晴れると いいな



 
















☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..


落ち込んだ時
ファミ友さんとのやり取りの中で生まれた詩です。
あえてシンプルに
その時の気持ちを そのまま切り取りました。


そうそう、昨日からなのですが
夕暮れ時、西南西の空に三日月と金星と火星が
すごく接近して見えるそうです。
福井では残念ながら今日も雲が多く
見えそうにありません。
みんなの街ではどうですか?
 

2015/02/21

SHINE ~星降る夜に~

君とここで二人
星空を見上げたのは
もう遠い昔のこと


それでも 降り注ぐような
満天の星の煌きは
今でもこの胸に刻まれているよ



君はあの日 あの星たちに  
何を感じ 何を重ね合わせたのだろう
何を祈り 何を誓ったのだろう


たとえ名も無い小さな星でも
たとえその輝きは目に見えなくても
“ そこに存在する ”
という確かな証がある
“ ここで生きている ”
という誇りがある


遠く離れたこの場所からも
君という輝きは
いつもこの目に 心に映ってるんだ


STABLE  揺るぎない
STAY    そこが君の居場所
START   これから始まる
STAGE   これが君だけのステージ

SHINE   いま君は誰よりも輝いている

今は頑張りたい君に・・・
ここから ありったけのYELLを送るよ
いつでも どんなときも















☆☆.。.:*・゚*:.。.☆☆.。.:*・゚*:.。.☆☆.。.:*・゚*:.。.☆☆

今日はちょっと前に書いた詩を
引っ張り出してみました。


昨日 更新された
小渕くんのブログの星の詩がとても優しくて。
でも本当はとても哀しいって事もわかって。

悲しみで折れそうな誰かの為に
少し離れた場所に小さな焚き火を灯すような
小渕くんのあたたかな言葉たちに
私もそんな風に誰かをそっと支えられるような人に
なりたいなぁ・・・なんて・・・

 

2015/02/18

陽だまりの森 ~140の言の葉で~

センターステージから放たれる
二人の魂の歌声に導かれ 

ヒビ割れたココロが呼吸を始める
駆け出した感情がうねりとなり
やがて大きな森になる


鳴りやまない拍手と眩い光の中で
涙をこらえて天を仰ぐ君
照れくさそうにうつむく君


あの日あの時あの場所に
確かに陽だまりは存在した
















゚♪゚゚+.・.。*゚♪゚゚+.・.。*゚♪゚゚+.・.。*゚♪゚゚+.・.。*゚♪゚

2014年のコブクロのツアーは
名古屋・大阪・横浜・新潟の計9公演に参加しました。

ライブは生き物。まさしくその言葉通り、
演奏もMCも、お客さんの反応も公演ごとに全然違って
ライブの度に新鮮な驚きと感動にココロ震えます。

半年経った今でもツアーのDVDを
何度も繰り返し観ながら、
また同じ箇所で笑ったり涙したり
副音声で身をよじったり(笑)

今年のツアーも何とか6公演に参加予定。
「奇跡」のタイトル通り、
いろんな奇跡に出逢えそうな予感がしています。

(๑>◡<๑) 楽しみ❤

2015/02/16

羽雲の空に ~140の言の葉で~

君が撮した青空に
羽根の形の雲がひとひら

ねぇ 知ってる?
羽雲は天使の忘れ物
君の涙も後悔も
きっと優しく拭ってくれる

意地っ張りな君も
泣き虫な君も
僕にとって君はずっと特別で

君が笑顔でいられるように
今日も遠くで祈ってるんだ

どんなに離れていても
僕らこの空の下 
いつも繋がってるって
そう信じているから

Photo:渡辺大輔氏





















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14日のバレンタインデーに更新するつもりが
遅くなっちゃいました。

ゆんのバレンタインデーは、
今年も義理チョコと友チョコと・・・
それから同情チョコでしたww

2015/02/12

遠くにいても ~140の言の葉で~


おどけたLINEのスタンプが
やけに切なくて
真夜中に繫いだ電話の向こう側
「 泣いてないよ 」と震える声で
強がる君も素敵だけれど
季節遅れの雪が降る
こんな寒い夜くらいは
弱い自分でいいんじゃないかな


君に伝えたい言葉は
この胸にたくさんあるけれど
今夜はもう少しだけ
他愛の無い思い出話でもしようか

















・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚


君の街の空は
今日も青く澄んでいますか?

ちゃんと食べて
ちゃんと眠ってますか?
今日も笑顔でいられましたか?

いつの時も 君のそばに
小さな陽だまりがありますように・・・